クルマの窓からみた「残像」を、多彩なテープを用いた空間インスタレーションで表現
東京・南青山のINTERSECT 1F ガレージにて展示された空間インスタレーション『After-Image』のコンセプトは、「残像」。日本の流行・文化の発信拠点表参道で、人、クルマ、文化が行き交い、残るイメージを抽象的に空間に表現しました。マテリアルは色とりどりの和紙テープとコンクリートスティック。街のネオンや自然の植物、光や闇、など様々な記憶を「残像」として色に宿したテープが、天井からフロアへと無造作に置かれたコンクリートスティックの間を渡り、空中に浮いたテープが空間を彩りました。床に置かれるコ ンクリートスティックは、実は「車止め」を表現しており、人がクルマに乗って出発した残像及び、抽象的な色の群像を止める役目として密かなスパイスの役目を担います。また、残像のイメージは昼、夕方、夜など「時間」によって大きく変化します。『After-Image』ではこの時間変化に着目し、同一の作品ながら時の移ろいを感じられるライティング演出を施しました。空間インスタレーションはHARU stuck-on design; のクリエイティブディレクター「SPREAD」が担当しています。